刺されない養蜂家への道のり

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みつばちのお世話をしていて、いつもみつばちを怒らせてしまったり、
どうしても作業中に箱と巣枠の間でぶつかって死なせてしまう子が出てきます。
以前よりは気を付ける場所やタイミングがわかっていますが、
まだゼロというわけにはいきません。

しょうがないよねーと言いながら、
そのうち私たちも素手で養蜂できるようになるって
と前向きに清里の養蜂パートナーは言ってくれます。

それでも、ごめんね、と言いながら申し訳ない気持ちでいっぱいです。

こういう気持ちが、
早くもっとお世話を上手にできるようになりたい!
という前向きな力にしていきたいと思っています。

でも、本当は、もっというと、

ネガティブもポジティブもなくて、ただ淡々とやるべきことをやる。

できることを続けていたら、
結果として、
みつばちに優しい養蜂ができるようになっている。

そんな風に思っています。

みつばちに優しい養蜂とは、
まず怒らせない、殺さない、
要するに私を「刺させない」

刺されない養蜂家になりたいっていうと、
私が刺されて痛いからとか、うんざりした気持ちだからって聞こえちゃうかもしれません(笑)

ただ、
ネガティブとかポジティブとかも
自分の感情の表れで、
ここに振り回されない自分が理想だな。

本当にかっこいいなぁと思う養蜂家の人たちは
腹が座っている感じがするんですよね。

自分でも刺されますよ、なんて笑って言っていますが、
でもそれをいいとも悪いとも思っていない風。

かっこいいな、って思います。

私もそんな腹の座った「刺されない養蜂家」目指して
今日もみつばちに向かいます。

この記事を書いた人
bee happy

日本ではまだ数少ない女性養蜂家として、蜜蜂を通して環境問題のことを発信する環境活動家。台湾、ベトナム、英国など世界各地で暮らし、現在は清里と横浜の二拠点生活をしている。夢は世界中のはちみつを食べること!可愛く楽しいみつばちのいる暮らし、自然と調和した暮らし方を発信しながら、高等学校でも講師をしている。

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